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江戸川区で工務店を経営する社長が徒然なるままに、日常のなんでもないことを書き留める日記です。 よろしければ、ごゆっくりどうぞ。
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一昨日の振替休日、13日(月)、田口巳乃留氏のお誘いを受けて、「国風 盆栽展」を見る機会を得た。
会場は上野東京都美術館で二時に着いた。
JRの「公園口」は天気も良かったこともあり混雑していた。

美術館では「オルセー美術館展」も併設されていてごった返していた。盆栽展は年齢層が高く、オルセー展は若い人たちが多かった。そちらは、入場するのに4~50分要していた。

盆栽展には直ぐに入れた。
私には全く初めての経験であった。
田口氏から専門的な説明を受けた。盆栽の種別、盆器、枝ぶり、花ぶり等の善し悪し、年代そして、盆栽の人から人への変遷、歴史など皆、興味深いものであった。

特に有名人として「瀬島龍三」の名札のついたものが出展されていた。
私にとって「瀬島龍三」氏は忘れる事の出来ない名である。
山崎豊子著「不毛地帯」のモデルであり、「幾山河」の著者であり、昭和の参謀だった人である。
私は暫し、佇んでその「黒松」を眺め、彼はどの様な思いを込めて丹精したのか思いを馳せたのであった。

ここに出展されているものは選りすぐりものばかりで、私のような門外漢でも圧倒されてしまう。松系統が圧倒的に多い。私は「五葉松」より「黒松」が好ましかった。外人(白人の方)の方も何人か熱心に鑑賞していた。
全出展数は、数えた訳ではないが800点以上あったのではないだろうか。年数も100年、200年それ以上の物も多数あった。

気の遠くなるような努力。執念、拘り、愛しさ、侘び、寂びを感じながら、まだ人ごみの残る上野公園を後にした。
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