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江戸川区で工務店を経営する社長が徒然なるままに、日常のなんでもないことを書き留める日記です。 よろしければ、ごゆっくりどうぞ。
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私の家業は私で三代目である。
ただ、私の後、息子が継承するかどうかはまだ決まっていない。
しかし息子が継承するかどうかは関係なく社員からリーダーが生まれればそれで良いと考えている。

下職、協力業者も後継者不足で困っている。
請負会社である工務店の仕事内容は変化している。
ということは、下職、協力業者も必然的に変わらなければならなくなって来ている。
最大の変化はやはりIT(インフォメーション・テクノロジー)化であろう。
殆どの業種でITが浸透しているのにも係らず、この業界は立ち遅れてパソコンに触れようともしない人たちがいる。

明らかに情報が入らない、知ろうとしない人たちがいる。
今、これだけ変化が著しい時に《見ざる、聞かざる、言わざる、》を決め込まれては進歩が無い。

それだけ若い人達が少ない業種とも言える。
またこの業種の若い人たちは少しIT嫌いが多いような気がする。

今晩、基礎業者の二代目とじっくり話し合う場を設けた。
特に基礎を主とする、鳶職、頭、仕事師と呼ばれる人たちが不足している。
一時は基礎工事現場には東南アジア系の外人が席巻していた。最近は少なくなって来ている。

この業界にも遣り甲斐のある、そして利益がある程度出ることにしなくては若者離れの著しい、後継者の育たない嫌な場所になってしまう。
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昨日、午前9時42分能登半島地方に大きな地震があった。
詳しく私なりに情報を解析していないが、かなりの被害があった模様である。
私にとっての最大の関心事は住まいの被害状況である。

また再び、人間を守らなければならない「家」が凶器となって人間に被害を与えなげればよいがといつも考える。

地方の家々は伝統的な在来工法で建てた住まいが多い。
またしても私達が伝統として継承している工法がどうしても矢面になってしまう。

日本古来の工法は在来が多いので被害を蒙るのは必然的に数は多くなる。
しかしそれが即、弱い工法とはならない。

しかるべき補強あるいは備えをしてある在来は強い建物なのである。その証拠に、法隆寺或は寺、五重塔、お城など何百年ともっている木造建物はある。

被害状況をよく調査して後に考察してみたいと考えている。
昼食に『駒形どぜう』に行った。
息子と店に入る。けっして廉い食事ではないので若い人は度々は入れない。私としては日本の伝統的な食べ物も知っていて欲しいのである。どうじょうの『マル』と『田楽』『鯉のあらい』『どじょう汁』を注文する。やはり旨い。息子も自然と微笑みが湧いてくる。人間美味しい物を食べて居る時は本当に幸せになる。

帰りに『言問だんご』と『長命寺のさくら餅』を買い求め、お客様用進物と社員と食べるもの用に分けて折に詰めてもらう。
ここの両者も私には他では換えがたい大好物である。
自分の大好物はどうしても他人にも味わってほしくなる。

ダイエットしている身に、多くは食べられない切なさはあるが大の甘党な私には、どうなってもいい位好きな食べ物である。

近くの隅田公園では桜の『花見』の準備が行われていた。
まだ、桜は蕾なのに気の早い一団がゴザをしいて酒盛りしていた。
今日午前10時から「大杉第二小学校卒業式」に来賓として出席した。過去10数年出席しているが、一番しっかりした、きりりとした卒業式であった。やはりここにも野村良子校長先生の成し遂げた成果が出ていた。

学力が上がるということは全てに通じているのかと改めて感じた。生徒に自信が漲り、返事、行動、動作ににじみ出ている。
式典は私達の頃のように「国旗」が掲揚され「国歌」を斉唱して『蛍の光』で送られ卒業生は『仰げば尊し』を唄って卒業して行った。
やはり古典的な伝統的卒業式は品格がある。何人かの生徒は感激で泣いていた。つい私ももらい泣きしてしまった。
隣の西川氏もハンカチを瞼に当てていた。

教師席に目を転じると『国歌』斉唱で唄わない人がまだ何人かいた。私には理解に苦しむのである。自分の国の国歌に背を向ける人に教師の資格はない。教育の原点は己の故郷を慈しむ心そして祖国を愛する心から出発しなければならない。
純粋に自分の祖国、故郷、地域、祖先を敬う小学生の心を素直に育てなくてはならない。

それがこれからの国際人の条件である。自分の国、故郷を愛せない人は外国人に尊敬されない。堂々と『国歌・国旗』を捧げて行ってもらいたい。
本日、「太知(たち)邸」の工事引渡し業務が終了した。
当社佐藤部長から『取り扱い説明書及び機器説明』他『保証書』類の発行、設備機器の使用説明保証書発行等全て滞り無く終了した。
勿論、設計士、菊地裕氏立会いの下である。

太知様ご夫妻、菊地様から格別のお礼を頂戴して恐縮した。
いつもいつも全て感謝される訳ではない。
施主様が満足するのは設計から施工そして関係した人間がほぼ好かった場合のみである。
昔から普請で施主が満足出来るのは3棟建てなければ難しいと言われている。それは現在でも同様である。

却って余りに感謝されると身が引き締まる。
実際にお住みになってからの評価はまた異なる。
間取り等については設計家が存在する場合はその方にお任せするとして我々は様々な納まりの不備がないかどうかが重要なのである。

充分、手落ちの無いようにした積もりでも何か不備があるものである。常に細心の注意と勉強を心がけなくてはならない。
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