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江戸川区で工務店を経営する社長が徒然なるままに、日常のなんでもないことを書き留める日記です。 よろしければ、ごゆっくりどうぞ。
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昨日、宮里藍さんが何事にもポジティブで素晴らしいと言った。それでは自分はどうなのかと自問してみる。
決してポジティブでは無い。
「耳従う年齢」になっているので若い人には何事にも前向きに積極的に明るくと諭しているが少し後ろめたい。

年齢は重ねてもやはり本来の性格はそうは変えられない。
自分に得意なことは積極的になれるが不得意なものには消極的になってしまう。
苦手な事、不得意な事、解らない事は、それはそれで包み隠さず披瀝すれば良いものを変な自意識、過剰になる。カラットあっけらかんと打ち解けられる人が羨ましい。

回りの人からはポジティブだと評されているが、根は違う。
PTA活動・地域の役員・何かの会の会長をやっているとか人の集まるところが好きなのは積極的な性格だからだと言う。
逆に、そういう場所に出て少しでも消極的な性格を直そうと考えたからなのだ。

でもあまりにもあっけらかんとして、今はやりの「鈍感力」むき出しの人にはついて行けない。
と言うことは、消極的な性格が災いしているのかも知れない。

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昨日、テレビでアメリカ女子ゴルフツアー第二戦を観戦した。
宮里藍の健闘に年甲斐もなく興奮した。

それは第一戦で予選落ちしたことから、彼女の今年の活躍に「暗雲が立ち上った」と思ったのは私かぎりで、藍選手は自分を信じていた。
見事、「失敗を生かして」直ぐに復活させてしまった。最終日66を出して3位に入ったのである。

彼女の何事にもポジティブに対応して行くその姿勢に感動する。
時には、意地悪なアメリカのプレスインタービューにも「藍ちゃんスマイル」で答える姿を見ると、あの小さい身体の何処にそんな強さがあるのだろうと驚嘆するのである。

技術もさることながら精神面の鍛錬が十分に出来ている。それを支えた両親に対して深甚なる敬意を表する。
あまり強度な期待をかけるのは気の毒だとは思うが、今年は優勝する予感がする。
この予感は日本のファンだけでは無い。
今日の昼食は市川「うち田」で牡蠣フライを食べた。
まだ牡蠣は旬である。
来月には待望の「初ガツオ」が食べられる。これが私にはたまらない喜びなのです。
日本人には「はしり」「しゅん」を貴びその季節の食材を食べることが習慣化していた。

私達の世代はそれが極く普通の食生活であった。
どうも最近は違って来て普通ではなくなって来ているらしい。
「さかな(菜)」よりも「ハンバーグ」に変わって来ているようだ。

私は子供の頃から圧倒的に「魚貝類」と「野菜」で育った。肉は高価なこともあったが魚貝の美味しさには、敵わないと思っている。
最近「魚貝類」を取り巻く環境に変化がみられるようだ。
「まぐろ」の漁獲量を制限されるニュースもその一例だ。

日本は四方を海に囲まれ国土が小さい割りに海岸線が長くしかも広い緯度の範囲にわたっていることから魚貝類の宝庫でありそれがまた循環の法則で「陸の幸」をも恵んでいる。

お陰で「はしり」「しゅん」という世界の大方では許されない贅沢を享受してきている。この国土にあらためて感謝をしなければならないと考えるし、守って行かなければならない。
昨日、昼に「駒形どぜう」に行った。
中代さん、星山さんと三人で。
前から星山さんの発案で、中代兄が実に旨そうに食べる姿を見たくて三人で行こう、行こうと言っていたのが実現したのである。

2月というのに15℃以上もある暖かい日差しの中、私の運転で蔵前橋を越えて直ぐ右に曲がって到着した。平日なのに一階は満席で地下に通された。地下は初めてだった。地下は一階と違って座敷は無く、全て椅子席だったがどじょうを食べるにはいい設えである。

地下も混んでいてやっと、ひとテーブル空いていた。
やはりお客は年配者が圧倒的に多い。嗜好的にも好き好きがあるが、加えて廉価な食べ物ではないと思う。
店員さんは皆20代の男女で、てきぱきと動いている。

私達は「どじょう鍋」「どじょう汁」「お新香」「ごはん」それに星山氏がビールを一本注文した。
「どじょう鍋」には溢れるばかりに刻みねぎを加え、その上に七味唐辛子をふりかける。好い臭いがして来た。加えてどうじょうにタレがしみ込んで行くのが良く分かる。

二皿目を注文する頃には割り下を加えてタレ加減を調節する。鍋奉行は決まって中代兄である。鍋、そば、ステーキ、ふらんす料理等料理全般は星山氏も私も到底足下にも及ばない。
私、星山氏は二皿で十分である。所が中代兄は四皿とごはん2膳、たいらげた。
本当に大好物なのだと思うと同時に70歳を過ぎても全く衰えない食欲に感心もした。

星山氏は「心許せる友人とこうして美味しい料理を食べられる幸せをつくづく感じる」と言う。彼の言葉には、何度も生死をさ迷った経験から発せられる真理を感じて心に沁みる。

その上何時も先に支払いを終えてしまうのである。そして口癖は「友人の本当に旨そうに食べる姿が自分には最高の喜びだ」と言って豪快に笑う。
今日は本当に楽しかったと言って別れた。
価値観と言ってもその分野は広い。
「人間どう生きるか」等と哲学めいた話になればとても浅学な私には分からない。

身近な所で、「友情とは」と一つとって話し合っても人それぞれ概念が異なる。
この違いは何処から来るのであろう。
我が家で言っても、同じ環境で、同じ主義で育てた子供達それぞれ性格、考え方、主義、趣味が全く違う。

血液型、生まれ育った風土環境、突然の事件などなど価値観の原点は様々あると言われる。
考えて行くと、国民性にまで価値観が拡がってしまう。日本人と韓国人。中国人、アメリカ人、心の奥でかなり相違がある。

この違いを埋めるには相手の価値観を心から理解し認め合うことしかない考える。上辺だけ、見せ掛けの同調は、直ぐに知れて修復の効かない間柄になってしまう。
先ず相手の心を知る事であると心に律している。
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